ぐるっと浅間 楽名山   湯ノ丸山に登ろう!(ゆのまるやま)
絵と写真で綴る登山案内 / 実地踏査;2007,10,6 / 写真はクリックで拡大できます
Since Oct.8,2007
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写真で綴る登山案内:湯ノ丸山に登ろう!(湯ノ丸山 登山)
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湯ノ丸山は群馬県嬬恋村の西端、長野県との県境にある山です。
県道の地蔵峠から1時間余りで頂上なのに、変化のある景観を楽しめます。
頂上はガレ地で遮るものが何もなく、360度の大眺望がが魅力です。
特に白馬三山から鹿島槍ヶ岳・槍ヶ岳・穂高連峰までの北アルプス全貌は圧巻です。
メインの登山口「地蔵峠」
ここまでは車で行けます
トイレや売店もあります
登山口はスキーゲレンデの下です
お地蔵さんがあります
夏はリフトも動いていて利用できます
牛よけの柵をくぐりぬけます
ゲレンデの斜面を登ります 振り返ると
西篭の登山(にしかごのとやま)が見えます
リフトの終点
また牛よけの柵をくぐります
ここまでの標高差は約120メートル
リフト終点の指導標
この山は指導標がしっかりしています
「つつじ平」入口
ツツジの季節には立ち寄ってみましょう
リフト終点からは一旦平坦に
奥に湯ノ丸山頂が見えます
10月に咲き残るアザミ
湯ノ丸は花も豊富な山です
落葉松の樹間の
ゆったりとした登山道
目指す山頂が眼前に見えてきます 途中一カ所 あずまやがあります
景色もいいし 休憩にモッテコイ!
湯ノ丸山全貌
左が南峰(広い山頂)
右が北峰(三角点のある山頂)
「鐘分岐」
霧の時の遭難防止鐘があります
カーンといい音がします
1キロは北峰まで
800メートルは南峰まで
という意味でしょう
鐘分岐からは一気に急登になります
少し樹林帯を通ります
樹林帯を抜けると 笹ガレの急登 ここまで来ると富士山が見えることも!
山肌の紅葉越しに見る
四阿山(あずまやさん)
山頂直下のガレ場
あせらずゆっくり登りましょう
急に傾斜がゆるみます
ここまで来ればあと一歩
振り返ると篭の登山に隠れていた
浅間山も見えてきます
山頂!!
平らな石が重なったガレ場です
100人以上座れます
山頂の立派な標識
しかし△三角点があるのは
もう少し先の北峰です
山頂(南峰)から見た北峰
遠くに根子岳(左)と四阿山(右)が見えます
反対側の烏帽子岳と
烏帽子岳型につぶれた焼きそばパン
西篭の登山(手前)と浅間山(奥) 妙高火打の峰々
北アルプス北部の展望 白馬三山の眺望は圧巻
不帰の左には「唐松岳(2696)」が見えます
剣岳と見間違えそうな五竜と よく目立つ秀麗な双耳峰の鹿島槍 北アルプスの中心部です
鹿島槍の左には 爺ヶ岳・蓮華岳と続いて見えます
槍・穂も全部見えます 超3000メートル峰がズラリ!
まさに「北アルプスの展望台」と言っていいでしょう
槍の右手には 三俣蓮華岳・鷲羽岳(わしばだけ)・野口五郎岳と北アの深山までも見えます
湯ノ丸に登るなら 晴れた日の午前中 双眼鏡か望遠レンズ必携です!
北峰はすぐそこなので
足をのばして行ってみましょう
北峰は岩の重なり合った尖峰です
ほどなく山頂
三角点はちょっとさがった平地にあります
北峰から望んだ白馬三山
北峰から振り返った南峰
なだらかな山容です
「湯ノ丸山でおにぎりを」
山頂は風が強いので 少し下がった岩陰で
来た道を帰ってもいいですが
ちょっと遠回りをして烏帽子岳方面に
降りてみましょう
湯ノ丸と烏帽子のコル(鞍部)
小さな池塘が見えます
ここまで山頂から30分ぐらい
アルプスの大展望を見ながらの
贅沢な下山です
正面の烏帽子岳
時間と体力があったら往復してみましょう
湯ノ丸・烏帽子のコル
休憩にちょうどいいです
珍しい蝶がいるようです
皆で大切にしましょう
コルから地蔵峠方面は
「水平道」といって ほとんど標高差がありません
自転車でも通れそうな
非常に歩きやすい道です
「中分岐」
右に行っても直進しても 地蔵峠に行けます
落葉松の美しい林
晩秋はさぞ美しいでしょう
突然野原に出て 登山道は終わりです
ここは「湯ノ丸キャンプ場」です
振り返るとさっき登った湯ノ丸山
とてもやさしい山容です
キャンプ場からは林道です ほどなく地蔵峠到着
やっぱりソフトクリームですねー!
湯ノ丸山概念図(印刷用・PDF) 国土地理院の地形図利用規程