ぐるっと浅間 楽名山   鷹繋山に登ろう!・たかつなぎやま(ようけいざん)
写真で綴る登山案内 / 最終実地踏査;2007, 9, 15/ 写真はクリックで拡大できます
Since Sep.9,2007
現在の浅間山
鷹繋山山麓より
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現在の北軽井沢交差点
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写真で綴る登山案内:鷹繋山に登ろう!(鷹繋山 登山)
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鷹繋山(たかつなぎやま)は北軽井沢の東のはずれにある、標高1431メートルの山です。
小浅間山や浅間隠山のように人気がなく、登山者も少ない不遇な山です。
地質的には新第三期末期の火山岩が母体で、浅間山よりもずっと古い山です。
浅間大滝から登るのが一般的ですが、最も短時間で登れる県道からのコースを紹介します。
*2007年9月16日現在、台風9号増水で流された橋が復旧せず、
対岸の登山口に徒渉不可能な為、浅間大滝からの登山はできません。

参考地図(国土地理院地形図閲覧)→ 西側 東側
*このページで紹介したコースは地形図には載っていません
参考地図(Yahoo / 地図の中心が登山口です)
鷹繋山概念図(印刷用・PDF) 国土地理院の地形図利用規程
群馬県道54号線(北軽井沢倉渕線)
北軽井沢交差点から自動車で10分ほどで登山口です
右側にわんわんふぁーむが見えます
わんわんふぁーむ(トップブリーダー)前
この向かい側の切通し斜面が登山口です
写真は二度上峠側から北軽井沢方面を見たところです
本来は送電線巡視路のようですが
ここを登っていきます
「鷹繋山登山口」等の標識はありません
県道への路上駐車は危険なので
安全な場所に停めましょう
*この脇道を入ると失敗します!
送電線鉄塔までは切り開かれた
緩斜面で 歩きやすい道です
ほんの10分ほどで送電線鉄塔です
浅間大滝駐車場からのコースに比べると
20〜30分短縮できます
ここは北軽井沢側の展望が少しあります
このあと山頂まで展望は一切ありませんので
ここで小休止して 服装や靴を調整しましょう
鉄塔下から振り返ったところ
右;浅間大滝方面
左;鷹繋山山頂方面
直進;登山口(県道)方面
鉄塔の近くの廃トラック
どうやって登ってきたのか謎
花や昆虫を楽しみながら
ゆっくりゆっくり登りましょう
道は比較的しっかりしています
秋はキノコが豊富です
これは猛毒の「ドクツルタケ」
次第に急登になります
一歩一歩ゆっくり
笹が茂ってわかりにくい場所もありますが
基本的には尾根をはずさなければ
迷うことはありません
「山頂まであと一息!」の看板
ここから急登ですが10分以内です
地形図を見てもわかる通り
最後の登りが一番急です
あっ!やっと山頂の標識が見えました!
サア山頂!
三角点石標と山頂標があります
まずは記念写真 それからお弁当
*携帯電話(DoCoMo)通じます
*登山口から山頂までちょうど1時間でした
草ッ原の真ん中の三角点石標
側面の刻印はかすかに
「三等三角点」と読めます
山頂からの眺めはおせじにも
美しいとは言えません
独立峰なので 樹木を少し切れば
すばらしい展望でしょう
ちょっと惜しい気がします
西側だけは少し開けています
左から駒髪山、氷妻山、鼻曲山が見えます
駒髪山は二度上峠の脇にあります
山頂からは3本道があるようですが・・・
これは北西側の熊の内に通じる・・・はずの道
(地形図には載っていません)
西側の浅間隠山への縦走路・・・らしき道
唯一地形図に載っていますが
かなり難路のようで 行かないのが賢明です
南西側の下山路(登ってきた道)
この道も実は地形図には載っていません
一番しっかりした道なのに
地形図に載ってないのが不思議です
帰りは下り急坂です
歩幅を小さく一歩一歩ゆっくりと
捻挫に注意して歩きましょう
左の谷側にわんわんふぁーむの犬の声が
聞こえてきたらゴール間近です
送電線鉄塔で左折します
ほんの5分で県道に出て
ゴールインです!
鷹繋山概念図(印刷用・写真付PDF) 国土地理院の地形図利用規程

【参考】 台風9号による 浅間大滝の現状(2007年9月9日現在)
*2007年9月16日現在、状況は変わっていません。
県道から浅間大滝への入口
看板を見落とさないように
浅間大滝駐車場
トイレ・売店などはありません
浅間大滝「遊歩道」入口
台風後なので荒れていました
駐車場下の熊川
まるで滝のような轟音
遊歩道
台風後で荒れ放題
浅間大滝直下の熊川
2本の橋がいずれも倒壊・流出して
登山道入口(対岸)への徒渉困難
(2007年9月9日現在)
浅間大滝からの登山道には
古い指導標に新しく字を貼ったものが
ところどころあります
しばらくは谷筋を行きます
このあたりまでは滝の音も聞こえます
一カ所左折があるので注意します
指導標(仮設)があります
左折してからこんな道を
10分ほど歩くと
送電線鉄塔に出ます