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白根山(湯釜)、逢の峰、本白根山を合わせて、「草津白根山」(日本百名山)と呼びます。 観光地として人気のある白根山(湯釜)とちがい、本白根山は山旅気分が味わえます。 短時間で山頂に立て、コースに変化があり、しかも晴れていれば抜群の眺望です。 「中央火口(から釜)」「鏡池火口」なども通るので、火山観察にも最適です。 |
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長野原町羽根尾付近から見た 本白根山 なだらかな山容です |
国道292号線 草津温泉を抜け 白根山を目指します |
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自動車でどんどん高度を稼いでいきます この道路には路線バスもあります |
白い山肌の白根山が見えてきました | ||||||||||||||||||
白根山の駐車場(有料)に駐車して サア出発! |
国道をはさんで駐車場と反対側に シャトルバスの乗り場があります |
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本白根山登山口行きの無料シャトルバス 本来は白根火山ロープウェイの送迎用ですが 一般の人も乗せてくれます 特に時刻表はなく ピストン輸送です |
弓池と白根山を右に見ながら進みます バスに載らなくても 歩いて15分程度 逢の峰東麓を捲く山道や 逢の峰山頂経由のコースもあります |
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バス終点の案内板 ここで地図を頭に入れておきましょう 拡大画像(PDF) |
バス道を少し戻って スキー場ゲレンデに向かいます |
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ゲレンデ下にある「いもり池」 妙高にも同じ名前の池があります |
リフト右の斜面を登ります | ||||||||||||||||||
片道350円のリフトを利用すると このコースはほとんど「登り」がなく 山頂に立てます |
環境「省」が設置した自然観察の指導標 コース中 随所にあります とても勉強になるし 歩いていて楽しいです |
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ゲレンデを抜けると 樹林帯に入ります | コース中唯一の急登 あせらず ゆっくりと |
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コミヤマカタバミ (小深山酢漿草) |
木の根元の「うろ」の奥に 何カ所か「ヒカリゴケ」が見られます *標識はないので 探してみてください |
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リフトからの道と合します | 10月には美しい紅葉が楽しめます | ||||||||||||||||||
しばらくは木道を行きます コースは非常によく整備されています 「入山者カウンター」なるもの |
リンドウ・・・ですが 花は終わっていました |
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樹木の実験林のような4種類の針葉樹 よく読んで 実物でちがいを観察 |
全コース標高2000を越えるので 全体的にダケカンバ(岳樺)が多いです |
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火口壁の指導標 このコースは指導標が非常にしっかりしています |
本白根山の中央火口 現在は活動を休止した巨大な凹地です 深田は「古代ローマのコロシアム」 と形容しました |
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コマクサが非常に多いのです (2007年8月撮影) |
10月でも奇跡的に咲いている ことがあるので あきらめないで! |
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整備された歩道 コマクサや高山植物保護の為 歩道敷から絶対に出ないようにしましょう |
道は中央火口を半時計方向に ぐるりと半周します |
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火口底にカモシカがいることがあります 餌を食べていると動きが遅いので なかなか発見できません |
かなりそばまで寄ってきます もちろん人を警戒しています |
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カモ「シカ」ですが 豚に近い仲間です 顔はハンサムではありません |
こんなに近くまで寄ってきます 登山道を横切って上に行きたい仕草です よけてカモシカに道を譲りましょう |
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山頂に着いた人々が見えます 早く着きたいなあ |
万座温泉への分岐点 かつて本白根山は万座温泉の湯治客の いいレクリエーションだったそうです |
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山頂への最後の急登 しっかりした木の階段があって 助かります |
火口反対側の登山者が見えます 叫べば会話も可能 |
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サア山頂! 小さい子どもも元気に登ってきます |
山頂は開けた視界で 晴れていれば眺望も抜群 |
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この日は薄曇りでイマイチでした 浅間隠山(左)と鼻曲山(右) |
山頂をあとにして 来た道と反対の斜面を降ります |
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山頂は火口壁の一部とわかります | ちょっと登ったところにある指導標 | ||||||||||||||||||
右に鏡池火口が見えます | 鏡池 火口跡にできた湖水です | ||||||||||||||||||
「構築土」と呼ばれる 珍しい湖底地形があるそうです |
ちょっと道をそれて 湖畔に行ってみましょう まさに「鏡池」 静かな山の湖水です |
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鏡池から下山道に戻った場所 | 木道がありますが 注意書きの通り かなり脆弱 特にぬれている時は 相当危険 |
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急な下りです このコースは「不可逆反応」です つまり逆コースはお勧めしません |
殺生方面への分岐 このコースもなかなかいいらしいです |
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最後の指導標 ここから終点まで20分ほどです |
よく踏まれた歩きやすい歩道 | ||||||||||||||||||
最後に深く切れ込んだ沢を渡ります ハシゴがかけてあります |
沢を越せば もう間もなく終点です シャトルバスか徒歩で 白根山駐車場に戻ります |
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時間と元気が残っていたら 向かい側の「逢ノ峰」に登ってみましょう スキーゲレンデを登ります |
振り返ると向かい側のゲレンデ | ||||||||||||||||||
15分の急登で山頂です 立派なあずまやがあって 一休み |
白根山の監視カメラがあります 逢ノ峰山頂から見た現在の白根山 |
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山頂からはすばらしい眺望 白根湯釜の外輪山と弓池 それに駐車場がよく見えます |
下山道はガレの急坂です 展望を楽しみながら ゆっくり下りましょう |
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本白根山概念図(印刷用・PDF) 国土地理院の地形図利用規程 | |||||||||||||||||||